＜パート3の続き＞

引き締まったボディとリラックス効果が得られる〝呼吸法”に注目！

「ハ」が「太陽」で、「タ」が「月」という意味で、
体内の陰「月」と陽「太陽」のバランスをとる呼吸法です。
○期待できる効果
・右から吸う場合：身体を温める
・左から吸う場合：身体を冷やす

○ハタ呼吸の方法

右手の親指を右の小鼻に、薬指と小指を左の小鼻に当て、
人差し指と中指は眉間に軽く当てます。
両鼻から息を全部吐いた後、自己の体調に即して、左右いずれかの鼻穴で呼吸します。

クールなエアーをマウスから摂取し、
温かい空気を鼻孔から出す呼吸法です。
蒸し暑くて頭や体が熱くなっている時などに効果覿面です。
○望まれる効果
・体温を下げ、リラックスする
・眠気がなくなり頭が冴える
・血液を浄化し体内をリフレッシュさせる
・消化機能を活発化させ、活力を増進させる

○シータリー呼吸法の手順
1.上半身をリラックスさせ、息を完全に吐き出します。
2.舌先を筒上に丸め、口から出します。
3.ストロー等で吸うようなイメージで「シィー」と音を立てつつ、ゆっくり息を吸います。
4.口を閉じて、のどを引き締め、鼻から温かな空気をじわじわと吐いていきます。

クンダリニー・ヨーガの呼吸法を基本にしたトレーニング法。
短期間でエネルギーを増幅する強力な呼吸法で、短時間に神経系、内分泌系、脳に強く働きかけていきます。
「400戦無敗の男」で有名な総合格闘家ヒクソン・グレイシーも摂取していたブリージング法です。
○期待できる効能
・免疫力・自然治癒力の増強

・体力強化

・集中力の増強

・持久力の増強

・精神力の強化

・脳の覚醒

・肺・粘膜・血管や細胞に蓄積された老廃物や毒物を排出し体内を浄化する

・ストレスにおける制御能力の補助

・腹筋の強化

1.全身の力を抜いて姿勢を真っ直ぐに保ちます。
2.息を鼻から吐きながらお腹を凹まし、吸うときは鼻穴からナチュラルにエアーを入れます。

意識は吐息に集中します。
3.まず1分間に30回ほどの調子で実行し少しずつスピードを上げていきます。
4.慣れたら1分間に200回程の速さで呼吸を行います。
吸気と呼気の間隔を途切れさせることはなく、断続的に強く行います。
息を吐く時にはヘソを背骨の方向に素早く引いて、胸部はリラックスしながら行うことが重要です。

＜パート5へ続く＞