オイルを飲む? 逆に太ってしまうのでは?

ココナッツオイルの主成分は脂肪で、「飽和脂肪酸」が9割を占めています。

この「飽和脂肪酸」、大きく分類するとコレステロールとして体内に残るタイプ(長鎖脂肪酸)のコレステロールになりにくく、エネルギー代謝を活発に促してくれるタイプ(中鎖脂肪酸)この2種類に分けられます。

ココナッツオイルに多く含まれるのは、「中鎖脂肪酸」と呼ばれるオイルです。

中鎖脂肪酸は、母乳や牛乳といった脂肪分にも天然成分として3~5%含まれています。

一般的な植物油に多い「長鎖脂肪酸」に対して、「中鎖脂肪酸」は、消化吸収は約4倍、代謝消費は約10倍も速いため、中性脂肪に変化しにくいのです。

この効果のため、脂肪が吸収されにくく、その上、体に付いている脂肪は燃えやすくなるといわれています。

また、代謝効果によって間接的にですがコレステロール値を下げる働きもあります。

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸を自然界で最も多く含んでいて中性脂肪になりにくく、効率よくエネルギー代謝を活発にしてくれる働きがあります。

最近では世間にも広く知られるようになったココナッツオイルについてですがその効率の良いエネルギー代謝や栄養面、健康増進の面から1960年代から未熟児に対しての栄養補給など医療用途にも活用され始めているのです。

近頃では、そのエネルギーになりやすい代謝システムがダイエット中の方やスポーツ選手や病中病後の方の栄養補給にも利用されるようになりました。

菜種油やサラダ油などの一般的な植物油と比べてもココナッツオイルが優れている点

「エネルギーとして燃焼」される効率が非常に良いところです。

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