低炭水化物抜きダイエットは非常に人気ですが・・・<パート2>
間違いばかりの炭水化物抜きダイエット
低炭水化物ダイエットでお米を推奨する理由
米を中心に据えると、メニューの中心が必然的に和食になる。お米を主食とし、お米に合う主菜・副菜を組み合わせることによって栄養のバランスが整い、消化吸収が良くなります。お米を食べないと満腹感を感じにくく他のおかずを食べ過ぎる。最終的に脂質やタンパク質を摂り過ぎて、カロリーを返って取りすぎてしまうなんてことも。炭水化物を抜いて、このようなおかずばかりを食べているようでは本末転倒ですね。炭水化物抜き(糖質制限)ダイエットを長期間行うと、心筋梗塞や脳血管疾患、動脈硬化などの心血管系疾病が増えるのは、糖類以外の栄養源が過剰になることが、理由のひとつだと言われている点も看過できません。
もちろん、ご飯の量は適量を心がけましょう
どんな食べ物でも適量があります。お米の適量は、成人女性であればお茶碗1膳(150gほど)。おかわりや丼ぶり飯は当然NGです。ご飯(精白米)1膳分(150g)の栄養価 「五訂日本食品標準成分表」から算出。
エネルギー 252キロカロリー。糖質 55.65グラム。たんぱく質 3.75グラム。脂質 0.45グラム。ビタミンB1 0.03ミリグラム。ビタミンB2 0.015ミリグラム。カルシウム 4.5ミリグラム。鉄 0.15ミリグラム。マグネシウム 10.5ミリグラム。亜鉛 0.9mg。食物繊維 0.45g。
低炭水化物ダイエットの新発見とメニュー。
米と大豆の組み合わせが最適!お米にはタンパク質も思いのほか多く、ご飯(精白米)1膳分(150g)につき3.75gが含まれます。タンパク質は体内に入った場合アミノ酸に分解されるのですが、そのうちの9種類については体内で合成できない「必須アミノ酸」といわれるもの。この必須アミノ酸の含まれている量(=アミノ酸バランス)は、食品によって違います。
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小学校の教師をしています。休日は、趣味のヴァイオリンを友達とアンサンブルするのが楽しみです。