糖質制限減量の効果と実践方法<パート3>
糖質制限減量は、今注目されているダイエットです。どうしようと、消費カロリーが摂取カロリーを上回らなければ絶対に痩せる事は有りません。科学的根拠のある糖質制限減量の効果と実践方法についてまとめました。
糖質制限ダイエットの実施方法
主な食品の糖質の含有量を知りましょう。
1日の糖質摂取量を20グラム以下まで減少させる
20gより多くても全く成果が無い訳ではありませんが、痩せるスピードは確実に低下します。どんなに多くても50g以下に抑えましょう。それを超えると効果は期待が出来ません。制限を行ったような状態で一週間ほど経過すると、糖新生による燃費の悪いような代謝に切り替わります。タンパク質などの摂取量を減らしてしまうと、脂肪のみでなく筋肉の分解によるエネルギーの生成が始まり、減量できても、体脂肪が落ちにくくなるので注意して下さい。
糖質制限ダイエットの効果
糖質制限を開始してから最初の七日間は、代謝の切り替え時期なので体脂肪率は余り減りません。糖質過多な食生活を送っていた人のケースでは、一週間で体重が数kg減ることが有りますが、糖質により保持されていた無駄な水分が出された結果であり、体脂肪の減少によるものではないです。これを誤解して “人によっては7日間で効果が出る”と書いているサイトを見た事が有りますが、体脂肪はさほど減っていない、つまり本当に痩せたことにはならないので注意して下さい。尚、糖新生が活発化するまでの期間は脳のエネルギー不足で軽度の頭痛を自覚する事も有ります。(普通は軽い頭痛です。激しい頭痛の場合は疾患の可能性が有りますので医師の診察を受けて下さい。)はじめてから二週間程、経過すると体が順応して頭痛も治まり元の体重から3%前後減少します。(上記した糖質過多な食生活を送っていた人の場合は更に減少しますが計算は困難です)その後も続けた場合は、1ヶ月で3~10%の減少が大体の目安です。減りが遅いのはうれしい事です。
代謝効率の良い人の場合ほど痩せにくい
減少幅がとても大きいのは摂取カロリーの多少だけでなく、食生活の変化への順応性の高低の影響も有るからです。皮肉な事に生物として優秀な体質の方(適応力の高い人、吸収と変換効率に優れている人)ほど痩せ難くなりますので、体重の減少が遅くても落胆はしないで下さい。それは生きる為に有利な、優れた遺伝子を持っているという事の証左です。ただし、体重の減少が1ヶ月で3%未満だったなら、糖質を摂り過ぎている、もしくは必要値の倍近くのカロリーをとっている可能性が高いので、食事内容を見直して下さい。糖質をカットしておかずでカロリーを摂ろうとすると必然的に脂質の摂取量は増えますしね。
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