糖質制限減量の効果と実践方法<パート2>
糖質制限減量は、今注目されているダイエットです。どうしようと、消費カロリーが摂取カロリーを上回らなければ絶対に痩せる事は有りません。科学的根拠のある糖質制限減量の効果と実践方法についてまとめました。
糖質制限ダイエットの効果
糖質制限を開始してから最初の一週間は、代謝の切り替え期間なので体脂肪率はさほど減少しません。糖質過多な食生活を送っていた人の状況、一週間で体重が数kg減るケースが有りますが、糖質によって保持されていた無駄な水分が排出されただけのことであり、体脂肪が減少したわけではありません。れを誤って理解して “人によっては一週間で効果が出る”と書いているサイトを見かけた事が有りますが、体脂肪は余り減っていない、要するに本当に痩せたとは言えないのでご注意して下さい。尚、糖新生が活発化をするまでは脳のエネルギー不足で軽い頭痛などを感じる事も有ります。(通常は軽い感じの頭痛です。激しい頭痛の場合は病気の可能性が有りますから医師の診察を受けて下さい。)開始から二週間程度、経過すると体が適応してきて頭痛も治まって元の体重から3%前後減少します。(上記のような糖質過多な食生活だった人のケースでは更に減りますが計算は困難です)その後も続けた場合は、1ヶ月毎に3~10%減少が大体の目安です。減りが遅いのは嬉しい事です。
代謝効率の良い人ほど痩せにくい
減少幅が大変広いのは摂取カロリーの多寡だけではなくて、食生活の変化に対する適応力の高低の影響も有るからです。やっかいなことに、体の機能が優れている人(消化吸収力に優れ効率も良い人)であるほど簡単には痩せられないので、体重の減少が遅くてもがっかりしないで下さい。それは生きることに有利な、優れた遺伝子を持っているという事の証左です。
ただし、体重の減少が1ヶ月で3%未満の場合は、糖質を過剰摂取している、もしくは必要な値の倍近くのカロリーを摂取している可能性が高いので、食事の内容を見直してみて下さい。
体重は毎日、何度でも量りましょう。
糖質制限ダイエット中だけの話ではなく、きちんとデータとして残すことで確認した際の快感が、食欲や太り易い食べ物の誘惑にたいして我慢ができます。特に起床して食事を摂る前は一番安定して体重の変化が分かるため忘れずに。
いかに食べても痩せるという訳ではありません
誤解している人が多いですが、糖質を極度に制限していても必要なカロリーの2倍以上のカロリーを摂取すれば、痩せるどころか太ります。と言っても2倍というのはかなりカロリー(体重(kg)x50 仮に体重が70kgとすると3500kcal使われるようです。
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